生後1か月の赤ちゃんへおくるみの効果とは?!
みなさん、こんにちは。
RTA指定スクールつむぎての渡邉香澄です。
2人目を出産してあっという間に1か月が過ぎ去ってしまい、貴重な新生児期がバタバタした状態で終わってしまいました。
2人目は写真が少ないとよく聞きますが、私も撮影する暇なく過ごしているので、気を付けないとなと思っています。
さて、妊娠期から生後2か月ぐらいまでを対象にできるレッスンとして”おくるみタッチケア”があります。
生まれる前はお人形を使って妊婦さんにも体験をしてもらうのですが、実際生まれた後、赤ちゃんに本当に効果があるのか少し心配になる方もいるようです。
今日は、新生児期から生後1か月の赤ちゃんの特徴と実際私はわが子でおくるみを使ってみた育児の様子をお話していきたいと思います。
Contents
新生児の赤ちゃんってどんな感じ?
まずは簡単に新生児期の赤ちゃんがどんな感じなのかとお話してきますね。
生後4週の期間を”新生児期”といいます。生まれたてほやほやの赤ちゃん。首も座っていないので、抱っこするときもきちんと頭と首を支えてあげないと不安定なので、気を付けて抱っこしなくてはいけません。
誕生直後は白っぽい胎脂で覆われています。生後どんどん皮膚は生まれ変わっていきます。
視野は狭く動体視力はまだありません。赤ちゃんに話しかけるときは20~30㎝ほどの近さで話しかけるとママを感じやすくなります。
聴覚はお腹の中で完成されているので、音には敏感になってきます。
昼夜の区別はまだできていないので、常に寝ている状態が続きます。
また、新生児の中枢神経は未発達なので、原始反射と呼ばれる行動が見られます。
生後1か月の赤ちゃんはどんな感じ?
1か月も経つと皮下脂肪がつき始め、身体が丸みを帯びてきます。
1か月検診があるのもこのころですよね。
1か月だけでもたくさんの成長や発達がみられるので観察してみてください。
そして、何か不安なことや気になることがあれば、周りの方や病院で相談するのが良いと思います。
”ママの勘”というのは何事も心配しすぎるということはないと思いますよ。
1か月の赤ちゃんはだんだんと身体を動かすようになってきます。
仰向けに寝ていると手足を上下に動かしたり、身体を動かしたりします。
これは本人の意思というより反射的な動きだそうです。
首はまだ座っていないので、グラグラしてしまうので、抱っこするときなど気を付ける必要があります。
動いているものもゆっくりではありますが、目で追うようになります。
音にも反応してきます。
昼夜の区別はまだなく、空腹やおむつなど生理的欲求を訴えてくるようになります。
起きている時間も新生児期と比べると長くなり、お腹いっぱいでも寝るまでしばらく起きていることもあります。
赤ちゃん寝ない問題
産後で身体がボロボロのママたち。
出産は交通事故に遭い全治6か月のケガをした状態と言われています。
本来であれば、身体が休むようにゆっくりできるのがいいのですが、なかなかそういうわけにもいかないですよね。
そんなママが苦労するのが、”赤ちゃんが寝ない問題”だと思います。
私も正直「もう、お願いだから寝てよ!」と夜中独り言のように言ってしまうこともあります。
新生児期と生後1か月の特徴をお伝えしましたが、その中で気になるポイントがあります。
昼夜の区別がついていない
赤ちゃんはずっと暗いお腹の中にいたので、昼夜の区別がまだついていないのです。
なので、昼間は寝るのに夜になると全然寝てくれないなんてことがあります。
昼間は休めるときには休みたいですし、休んだ方がいいと思います!
一緒にお昼寝ができるときはいいですが、昼間にやらなくてはいけないことや家事、他の兄弟のお世話をしなくてはなどお昼寝ができない環境にいる方もいると思います。
そうなると赤ちゃんの昼夜逆転はつらいですよね。
新生児期を過ぎると少しずつですが、起きている時間も多くなってくるのでママの睡眠時間がどんどん削れてしまいます。
空腹やおむつなど生理的欲求を訴えてくる。
生理的欲求を訴える際に泣いてくれるのでわかりやすいと思いますが、生理的欲求を解決してもなお泣いてしまい寝てくれないときは困りますよね。
以前、おくるみタッチケアのお話をした際に生理的欲求以外でなくパターンをお話しました。
こちらも併せてご覧ください。
赤ちゃんが泣く理由をおくるみで解決?!~おくるみタッチケア~ – RTA指定スクール*つむぎて (baby-tsumugite.com)
抱っこしてほしい・環境(暑い・寒い)・姿勢が気持ち悪いというのがあります。
他には原始反射の一つ、”モロー反射”で起きてしまい、結果眠たいのに眠れないから泣いて起きてしまうというママにとっての負の連鎖が起きるわけです。
モロー反射は赤ちゃんの時期にしか見られないもの。
特に生後4か月ぐらいまでしか見られない現象なので、貴重ではあるのですが、それで寝られなくなってしまうのは困った問題です。
赤ちゃんの睡眠を助けるアイテム=おくるみ
おくるみで包んであげることで、赤ちゃんに与える影響として”安心感”があります。
なぜ、おくるみで安心感が得られるかというとママのお腹の中では羊水は37.8°、赤ちゃんにとって気持ちのいい温度で包まれている状態で過ごしていました。
なので、おくるみで包んであげることで包まれている安心感を抱き、お腹の中にいる気持ちになり睡眠へとつながっていくのです。
また、お腹の中では背中を丸めた状態で過ごしていました。
その状態は赤ちゃんにとっての安心する姿勢なのです。
その状態を保ってあげるためにおくるみで包んであげることで効果的になります。
おくるみでよい睡眠を
私も実際出産してからはおくるみで包んであげることを意識していました。
赤ちゃんはすぐにはお腹の外の世界には慣れないので、慣れるまでおくるみを包んであげました。
手を胸のところで抑えてあげ、おくるみで包むことでモロー反射が出にくくなるので、安心して寝ていたように思えます。
また、昼夜寝てほしいときにもおくるみで包み抱っこして揺らすときもなるべく背中を丸くしてあげることを意識して抱っこしてあげるとすぐに寝てくれました。
腕の中で眠った後にお布団で寝かすときに”背中スイッチ”が発動し、せっかくおくるみで包んで寝てもお布団で起きてまた泣いて台無しになってしまうこともあります。
そんなときは”ドーナツベット”が便利です。
背中を丸めた状態が保てるので、そのまま睡眠が続きます。
市販でドーナツベット型のクッションなど発売されていますが、大判のバスタオル2枚とおくるみがあれば簡単に作ることができます。
私は1人目のときに昼夜逆転してしまうことに関して早い時期に解決したと思っています。(※個人の意見なので参考程度に聞いてください。)
やり方としては、生活リズムを徹底させたことです。
太陽の動きと同じ生活リズムを子どもと一緒に過ごしました。
日が沈んだら部屋を暗くし、日が昇り朝日が出ればカーテンを開けてあえて朝日を浴びるようにしました。
そうすると身体の中のリズムが整ってくるのか、日中は起きて過ごし夜は寝るというリズムで生活できるようになってきました。
とはいえ、1人目のときは春先で暖かい時期だったのでできたというのもありますし、赤ちゃんのタイプによって異なるので、あくまでも参考程度に見てもらえたらと思います。
おくるみで包んであげることで赤ちゃんの良い睡眠を促すことができます。
赤ちゃんが寝てくれるとママも睡眠がとれるので、育児にも余裕が生まれると思います。
そのおくるみで包んであげることに追加してタッチケアをしてあげるとママと赤ちゃんのコミュニケーションが増えていくと思います。
生後1か月だと反応もないですし、ママが一方的に話しているのでなかなか効果がすぐには感じられませんが続けることで赤ちゃんの表情の変化や成長に変化にも気づけると思います。
ぜひ、一度お試しください。
お教室のご参加もお待ちしております。
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