赤ちゃんが泣く理由をおくるみで解決?!~おくるみタッチケア~
今日は「おくるみタッチケア」のお話をしていきたいと思います。
まずはじめに、”おくるみ”と聞くと何を思い浮かぶでしょうか?
赤ちゃん?出産準備用品?赤ちゃんを包む布?出産祝いの贈与品?
イメージはいろいろあるかと思いますが、共通して言えるのが、「赤ちゃんのもの」ということだと思います。
もちろん、主に赤ちゃんに対して使うことが多いですが、マタニティ期から、出産後、そして幼児期以降もおくるみは使うことができるのです。
なので、これからのお話としては、おくるみ=赤ちゃんが使う ではなく おくるみ=妊娠期のママから使う という考えの元お話をしていけたらなと思います。
Contents
妊娠期からおくるみでタッチコミュニケーション?
おくるみは妊娠期からもっておくことをオススメします。
なぜかというと、おくるみ=赤ちゃんのものではないといいつつ、多くの方がおくるみ=あかちゃんを思い浮かべ、おくるみを見ることでこれから生まれてくる赤ちゃんに思いをはせることができるアイテムになるからです。
日常的にひざ掛けでも少しカーディガン替わりにでも使うことで、目に見えないお腹の中の赤ちゃんとのコミュニケーションをするきっかけ作りになるのです。
赤ちゃんの耳はお腹の中でも十分聞こえています。
妊娠6か月(24週)ぐらいで聴覚が出来上がり、耳が聞こえていると言われています。
出産後のママの手助けになるアイテム
出産した後、ママは今までと180°違った生活になります。
初産婦さんに限らず、経産婦さんであっても生まれてくる赤ちゃんの個性はそれぞれです。なので、産後すぐに始める赤ちゃんのお世話に慣れず、身体の回復や気持ちの変化に戸惑うママも多いと思います。
おくるみの使い方を知ることで、おくるみは「赤ちゃんが寝てくれる魔法のアイテム」になっていきます。※個人差あり。絶対ではないです。
赤ちゃんが泣く理由
おそらく、出産後すぐ育児が始まり、新生児期の赤ちゃんに対してママが困惑するタイミング・・・・”なんで泣いているのかが分からない。” というものです。
ここで赤ちゃんがなく理由について考えてみます。
- お腹が空いた
- オムツを変えてほしい
- 眠れない
というのが主に泣いている理由だと思います。
4.抱っこしてほしい、かまってほしい
5.環境(寒い?暑い?)
6.姿勢が気持ち悪い
というのが考えられます。
この泣く要因を知った上でおくるみを使ったやり方やタッチコミュニケーションを知ることでママへの育児への自信につながるかもしれません。
また、育児へ自信を持つことでママのストレスも軽減されていきます。
おくるみによるママと赤ちゃんへの効果
おくるみで包んであげることで安心できる環境を作ってあげることで泣き止み、よく眠れるようになります。
新生児の赤ちゃんにとって、平均睡眠時間は16~18時間。しかし、なかなか寝てくれなかったり、泣き止まなかったりすることで困惑するママもいるかと思います。
赤ちゃんが安心できる環境作りをしていくことで良質な眠りを与えることができ、赤ちゃんの成長にもつながります。結果的にママのストレス軽減につながり、ママと赤ちゃんにとって良い関係作りが出来るようになっていきます。
新生児の姿勢
赤ちゃんはトツキトオカ、ママのお腹の中で身体を丸くして過ごしていました。
背中を丸め、膝を抱えながら腕は胸の前に抱えている姿勢です。
この姿勢が基本姿勢となります。
この基本姿勢が赤ちゃんにとって心地の良い快適な姿勢と言えます。
それが、ある日お腹の中から出てきて、まっすぐなベットで寝かされるわけです。赤ちゃんにとっては居心地が悪い状態になってしまいます。
なので、ママにとっては原因不明で泣いていたり寝てくれない状態になってしまうのです。
これをおくるみで包んであげることで赤ちゃんにとって快適な姿勢を自然と取ることにつながるのです。
また、原始反射である「モロー反射」
これが、赤ちゃんの睡眠を妨げるのです。
これを防ぐためにおくるみで包んであげることもできます。
モロー反射とは生後まもない赤ちゃんに見られる原始反射の一つです。大きな音や明るい光、身体がグラッと傾いたときなど、赤ちゃんへ外から大きな刺激が与えられたときにモロー反射は起こります。刺激を受けると手足をビクッとさせ、ゆっくりと万歳をするように腕を広げます。それはまるで何かにしがみつくような姿勢のように見えます。目的は、自らの身を守ること、親に外部刺激から守ってほしいというメッセージを送ることの2つです。生後まもない赤ちゃんは、周囲が危険なのかどうか、またどのくらい危険なのかきちんと判断することができません。それゆえ赤ちゃんはどんな危険な状態に陥っても自らの身を守ろうと、刺激に対して無意識的にモロー反射を起こします。そしてパパ・ママに外部刺激から守ってもらおうとするのです。
https://h-navi.jp/column/article/35026133 発達ナビ より引用
赤ちゃんが寝ることへの効果とママのメリット
- 成長ホルモンの分泌を促す
- 脳の発達を促す
- 身体の成長を促す
- 昼間に体験した情報の整理をする
- 機嫌の良い時間が増える
上記のような内容が赤ちゃんが睡眠をとることで得られる効果です。
では、赤ちゃんが寝ることでママへはどのような効果はあるのでしょうか?
- ママ自信も睡眠がとれる
- 身体の疲労が回復する
- 心のゆとりにつながる
- ゆとりを持って接することができる
- 赤ちゃんの泣いている理由に気づきやすくなる
- 可愛い寝顔にさらに愛おしさが増す
もちろん、赤ちゃんへの効果としておくるみを使うことも良いですが、何よりもママの心と体が健康でいることが第一だと思います。
実際のおくるみを包む方法、おくるみタッチケアの方法はぜひ、お教室にお越しください!
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